遺品整理の現場でお客様からこれ何？と聞かれるお品物に今回の薄端があります。

華道などを知らないとこれが何なのかわからない方が多くいらっしゃいます。私もこの仕事をしてなければ花瓶とは思わず置物と思ってしまいます・・・

薄端は金属製の花器の一つ。瓶(かめ)形の胴の上に、中央に生け口のある広口の浅い上皿が取りはずしのできるように付いているものです。三本脚の物が多いのですが、脚のない物もあり華道の流派によって作風が違うようです。

買取価格が高いお品物は背の高いものや飾りが複雑なもの作家銘があるもの取っ手の作りが変わっているものなどが値段が高くなります。

今回のお品物は中光造 唐銅 花蝶透 剣菱足でしたので３０００円にてお売りいただきました。このような花瓶や銅で出来たお品物が見つかりましたら査定してみてはいかがでしょうか。